「冷え」のお話 

~アーユルヴェーダ女医さんの教え~

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心痛い出来事で新年が始まりました。被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復旧を願うばかりです。

 

私の新年は、最も親しい身内が長年住んでいた北海道の美瑛への旅で始まりました。天候に恵まれ、真っ白な雪景色に青空、踏みしめるとキュッキュッと音がするパウダースノー! やはり北海道は冬に訪ねてこそ北海道ならではの絶景に遭えるのだと痛感しました。

札幌の友人が、「美瑛の寒さは札幌とはレベルが違うからね!」と言うので、寒さを覚悟して、帽子に手袋、北海道民は絶対に履いている冬用のブーツなど防寒具だけはしっかりと準備しました。

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「10年もつから、買い替えしなくてごめんなさい」とリピーター様からお手紙をいただくほど丈夫で長持ち しっかり肉厚ウール100%レギンス

ORIMEの定番ウールレギンス(ロングセラー) ¥19,930(税込)

 

ところが、なんと青天に恵まれ、しかも屋内は本州よりずっと暖かく、全く寒い思いをしなかったのです。 道中あっという間に過ぎ、帰ってきてからふと気が付いたのですが、そういえば、私の末端冷え性はいつから消えたんだろう・・・と。これまでの人生いつも私は手足の指先が冷たくて、これが冬の最大の悩みだったはずです。(体調が悪くなる時は悪い部分がクローズアップされてとても気になりますが良くなるときは自覚なくけっこう後からわかるものなのですよね。^^;)

思えば、去年の冬も足先が冷たくて困った記憶がなく、思い当たることといえば、、、

3年前にORIMEに出会ってから、人生初「靴下の重ね履き」をするようになり、冬はシルクのレギンスにウールレギンスを重ね、その上にアウターを履くのが毎日の習慣になっていました。このおかげでしょうか??? あんなにつらかった末端冷え性が消えてしまったようです。これは私にとってすごい出来事です! 時間はかかるかもしれませんが、冷えは服の着方や靴下の履き方を工夫する冷えとり健康法を実践することで、本当に改善できるんだ~と実感。冷えとり健康法、すごいです!(※冷えとり健康法についてはこちら

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4足以上靴下を重ねて履く「冷えとり健康法」 基本の4足がセットになっています。

冷えとり靴下4足重ね履き パーフェクトセット ¥12,500(税込)

 

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「冷え」で思い出した出来事があります。数年前にアーユルヴェーダ(インドの伝統医学)のイベントで、インド人の女医さんに密着してお手伝いしたことがあったのですが、そこには主に、不妊症に悩む女性たちが集まっていました。彼女が日本の女性たちの相談を受けたあとに発した第一声が、「日本の女性はものすごく冷えている!これでは妊娠は難しい!」でした。ええっ??ガーンΣ(゚д゚|||)…   衝撃の一言でした。

 

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その数日後、私たちの食生活を観察してわかったことがあると彼女が言うのです。 「日本には冷凍食品がとても多いだけでなく、作り置きをして冷凍、それを電子レンジで加熱して食べている、そんなことをすると食べ物の生命力が失われてしまいます。そもそも食べるということは、動物にしろ、植物にしろ、栄養だけではなく、命をいただくことなのです、冷凍と解凍を繰り返すことでその食べ物は命ではなくなってしまい、命のない食べ物では十分ではないのです。」

「そしてもうひとつの大切なポイントが消化力です。食べ物からどれくらい自分がその栄養を体に吸収できるかどうか、自分の消化能力が肝心要なのです。どんなによい物を食べても、消化力が機能していなければ、体内に取り込まれずに廃棄を繰り返すだけです。」 生まれてはじめて聞く話に私はびっくりしました。こんな事を教えてくれる方も、そんな文化もこれまでなかったので、この話はとても衝撃的でした。でも何だかとても納得し、腑に落ちたのです。

 

そして彼女は、不妊に悩む女性たちへこんなアドバイスをくれました。

「まず毎日の食事を見直しましょう。あなたのお母様、そしてご先祖様が食べていたものは何ですか?命はあなたひとりだけのものではなく、遠い先祖から受け継がれてきたもの。あなたの体の遺伝子は、あなたの民族が食べてきたものを一番消化することができるのです。日本人だったら、日本の伝統食が一番あなたの体には消化しやすいのです、つまり体にあっているのです。私はインド人で菜食の家系に生まれたので、私の体は肉を消化することができません。そういう観点で毎日の食事を見直してください、そして生命力にあふれた新鮮な食材を自分で料理して、できるだけその日のうちにいただくこと。保存するなら、せめて3日以内に食べきるようにしてみてください。」

食べ物といえば、いつも栄養素やカロリー、効能ばかりを気にしていますが、食べ物の生命力については考えたことがありませんでした。現代の日本の食生活は確かに豊かで便利になりましたが、一方でその便利さゆえに、生命体にとって大切な何かがが失われているのかもしれません。

この話を聞いてから、私は日本食を見直し、もっと興味を持つようになりました。

 

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そして、妊娠を望むなら「絶対に体を冷やしてはいけない、体から冷えを除く日常生活を送ること、特に足、腰、下半身を冷やさない服装や工夫をすること。やるべきことをやったら結果は天に任せて、不妊で悩むことをやめること。悩む変わりに、自分の好きなことを日常生活に取り入れて楽しく明るく過ごす事。」とのことでした。

すべてあたりまえに言われていることのようですが、とても深淵な意味に受け止めました。

 

体を冷やさない工夫というところに、ORIMEの天然素材100%のシルクやウールの靴下やレギンスは多いに役立つと思うのです。 この寒い季節を冷え知らずで元気に過ごすためにも、ORIMEのレギンスや靴下をぜひ取り入れてみてください。レギンスの重ね履きをしたうえに履ける「英国製キルトスカートも」おすすめです。

 

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英国LOCHCARRON社・キルトロングスカート Royal Stuwart ¥63,800(税込)

 

 

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