冷えとり健康法は、危険?

 

こんにちは!1年で一番いい季節ですね。鎌倉は輝く青空の下、木々も虫たちも動物も、みんな活き活きしています
今日は、最近ちょっと気になっていることを話題にしたいと思います。

「冷えとり健康法」で検索すると、多くの方が検索しているキーワードがいくつか下に出てきますが、
 「冷えとり健康法 危険」とよく目にしませんか?
てっきり、「薬や病院に頼らないで自分で治すから」「症状が出ても医者に見せないから危険」という意味なのかと思っていたら、そうではなくて
「寝ているときに靴下を履くと、体に良くない」 という理由で危険だと思う方がいるのだと知りました。
靴下を履いて寝ると不健康になる、その理由は以下のように書いてあります。

①深部体温が下がりにくくなる
 →眠るとき体温は下がるもので、体温を上げてしまうと深く眠れない
②身体が冷えてしまう
 →足に汗をかくので、靴下が濡れてかえって冷えてしまう
③足が蒸れてしまう
 →靴下を履くことで熱がこもってしまい、蒸れて不快になる
④血流が悪くなってしまう
 →靴下で圧迫されて血流がさまたげられてしまう
ということでした。

冷えとり健康法が生活の一部になっているような方が読めばすぐに、
「ふむふむ、これを書いている人は冷えとりというものを知らないな」
「やったことがない人が書いてるな」とわかってしまうんです!
だって、冷えとり健康法の靴下は、ふつうの靴下とは大きく違うんです。

まずは、「危険」と書いてあるサイトの言っていることを、ひとつひとつ検証してみましょう。

①深部体温が下がりにくくなる
深部体温は、普段わたしたちが舌下やわきの下で体温をはかる「皮膚温」ではなく、「脳や臓器など体の内部の温度」で、内臓の働きを守るため、外環境の影響を受けにくく、一定に保たれているものです。
深部体温が靴下を履くことによって上がってしまうとは思えません。しかも、出てくるサイトには、データも根拠がありませんね・・。

②身体が冷えてしまう について。
靴下を4枚重ねる意味は、シルク→ウール→シルク→ウール と重ねることで、汗を含めた毒素を外へ、外へとバトンリレー方式で排出するためなので、足に汗をかいてしまっても、素肌に接している靴下は、濡れた感じがしない です。
もちろん個人差がありますが、足の冷えを自覚している方が靴下を4枚履いても、「足が暑い」ことはほとんどないです。(冷えのぼせが強い方は、まれに暑いと感じることがあります)
汗で濡れてしまう感覚もありません。
なので、汗で冷えるということも、ありません。

③足が蒸れてしまう
万が一、足に汗をかいてしまっても、化繊の入っていないシルクやウールの靴下であれば、②と同様に、汗をかいたら外側の靴下へとデトックスの受け渡しが行われるため、素肌が濡れて不快、ということにはなりません。
「足に汗をかいて靴下が蒸れる」のは、化学繊維(ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン、アクリル等)がバトンリレーを妨げているからなのです。なので、「冷えとり靴下は蒸れる」とお感じの方は、今いちど履いている靴下の組成表示をご覧になって、化学繊維が混じっていないかどうかをお確かめになってみてください。

↓しめつけて圧迫する化学繊維の靴下

 

④血流が悪くなってしまう
普通の靴下は、脱げたり下にずり落ちたりしないように、伸縮性の高いポリウレタンやナイロン等のストレッチ糸がたくさん入っています。しめつけることで、脱げないようにしているのです。
だから、靴下で足が圧迫されるというのは当たり前のことなのですが、
ちゃんとした冷えとり靴下は、1枚1枚が、ゆったりゆるゆるに作られています。
(というか、天然素材100%のものは、ぴったり圧迫することがほぼ不可能です)
それを4枚以上重ねていくと、1枚だとずれるのに、重ねることでずれなくなります。
ちゃんと重ねるために作られており、毒素の排出をさまたげてしまう化学繊維は使っていません。

↓1枚はゆるゆるだけど、重ねるとちょうどいいゆるさ加減のシルク100%ウール100%の冷えとり靴下

おわかりいただけましたか?
参考にしていただけたら幸いです!(^^)

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冷えとり健康法について詳しくは こちら

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